9.土台工事
基礎工事完了後、土台工事に入ります。基礎天端に「基礎パッキン」と呼ばれる部材を設置。その上に、土台が敷かれていきます。
基礎パッキンを敷くことで、建物の床下を効率よく換気することが出来、カビやシロアリ対策にも有効です。その後、アンカーボルトと緊結され、大引きが組まれ、その下には鋼製の床束が設置されます。
しっかり組まれた土台・大引きの間に、断熱材を充填します。
10.上棟工事
土台の完成後、いよいよ1階部分の作業から始まります。一階の仮床、管柱、通柱と次々と木組みが出来上がっていきます。
現場では大工さんの熟練の技で、二階天井から棟木の取り付けまで、小屋組みが出来上がっていきます。
11.屋根工事
上棟後、屋根工事に移ります。
垂木の設置のあと、野地板、ルーティングを張り、屋根仕上げ材を葺いていきます。 屋根は雨水の浸入を防ぐためにもとても重要な工程になります。
12.木工事
屋根工事と並行して、仮筋交いを本来の筋交いへ置き換え、柱と筋交いを補強金具でしっかり固定していきます。
さらに、サッシの施工、防水シートが張られ、内部の工事も進んでいきます。
13.中間検査
おおむね一階部分の主要構造部材の施工後に検査が行われます。
検査員によるさまざまな検査で問題ないと確認され、初めて合格証が発行されます。